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法テラス離婚の弁護士費用や全体の流れ

法テラスで離婚について相談し、弁護士へ依頼する場合にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。まず、離婚の調停となった場合、実費としては20,000円ほど、着手金としては85,000円から125,000円ほど必要になります。離婚の調停からその後の訴訟までを弁護士に委任してしまう場合には、着手金として160,000円ほど必要になってくるでしょう。離婚の調停は弁護士に委任せず離婚訴訟の段階で弁護士に委任する場合には、実費として35,000円ほど、着手金として190,000円から240,000円ほど必要になります。

 

また、実費や着手金以外にも成果報酬も必要になってきます。相手から受け取る財産がない、取立てができない場合には、60,000円から130,000円ほど必要になります。慰謝料や財産分与でお金を受け取ることができる場合には、受け取る金額の1%から10%ほどが成果報酬として必要になります。月払いで養育費などを受け取ることができる場合には、受け取る期間が2年以上で2年分の10%ほど、受け取る期間が2年未満で受け取る金額の10%ほどとなります。不動産などの財産分与を受けた場合には、その不動産の4%から10%ほどが必要になります。こういった費用に関しては弁護士や地域によっても変わってきますので、注意しておきたいものです。法テラスを使って費用を抑えることができても、やはり成果報酬ではかなりの金額を持っていかれるものと思っておいたほうがいいでしょう。

 

全体の流れについてですが、まずは法テラスに相談するところからスタートします。法テラスに相談して、弁護士を紹介してもらえたら、本格的に相談内容を進めていくことになります。ここでは、基本的に弁護士の指示に従うことになります。必要なものや必要な準備に関しても弁護士がしっかりと対応してくれるはずですので、しっかりと弁護士と話し合いをしながら離婚に向けて進めていきます。協議離婚や離婚調停などどのような形での離婚になるかはケースバイケースです。基本的に問題解決に至るまで弁護士は力を貸してくれるはずですので、弁護士と二人三脚で進めていくことになります。離婚に至った場合には、そこで成果報酬というものが発生していきますので、それを支払っていくことになります。成果報酬は離婚にあたって相手方からどれだけお金を受け取れるかによって変わってきますので、注意しておきましょう。